タロウさんの日記

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【音楽のある生活】大人から始める楽器にはヴァイオリンをおすすめする3つの理由。

こんにちは!タロウです!

 

楽器を弾く。

 

日本では音楽が好きでよく聴くという人は多いですが、自分で弾くという人はそれほど多くない気がします。

難しそう、、練習の時間がない、、そもそも楽器高い、、など色々な理由があると思いますが、聴くのが好きな人は自分が楽器を使って大好きな曲を弾きこなす事を妄想した経験が1度くらいはあると思います!(筆者もよくきらきら星を音楽室でドヤ顔で弾く妄想をしました。。笑)

そんな風に、多くの楽器未経験者にとって「楽器を弾く」ということは憧れはあるけどハードルが高いという認識が多くの人にあるのではないでしょうか。

実際に私もそうでしたが、思い切って5年前に楽譜なんて読めない状態からヴァイオリンを始めて、今では自分が弾きたい曲をそれなりに弾けるようになりました!

 

そこで今回、楽器を始めたいと思っているけど踏ん切りがつかない人や、興味がある人に向けて、大人から始める楽器にはヴァイオリンをおすすめする理由を紹介したいと思います!

 

 

とりあえず1曲弾けるから飽きない!

楽器を始めたけど辞めてしまう原因の1つとしてモチベーションの低下が挙げられます。

自分がやりたくて始めた楽器をなぜやめてしまうのか。以下のような場合が考えられます。

・基礎練習ばかりでつまらない。

・簡単な曲に飽きてしまう。

・そもそも1曲弾くところまでたどり着かない。

etcetc

色々理由はありますが、どれも自分が思い描いていたギャップとの差が大きいように思います。

 

当然、ヴァイオリンにおいても基礎練習はとてもとても大切ですし、上達のためには避けて通れないものです。ですが以下の理由からヴァイオリンは継続のためのモチベーションを維持し易いですので紹介します。

 

単音でシンプル

例えばピアノの場合、よく上げられる難しいポイントとして、右手と左手の両方を使う点が挙げられます。初心者の場合、まず片手だけでも難しく、簡単な曲であっても両手を使って1曲を仕上げるのにはかなりの練習量を必要とし心が折れてしまいます。

ヴァイオリンの場合、基本的には1つの弦を弓で弾く、単音で最後まで終わる楽譜になっているものが多いため、完成度を抜きにするとピアノと比べて1曲を弾き切るようになれるまでに要する練習量が少なくなり、練習中の曲が飽きる前に次の曲に進めるため、モチベーションが継続しやすいです!

 

楽譜を読めなくても大丈夫

楽譜。音楽初心者がもっとも挫折しやすいものの1つです。

大人になるまで音楽に触れてこなかった場合、楽譜の中のオタマジャクシが何の音に該当して、どれくらいリズムなのか、といったことがすぐに分かりません。

音楽をやってきた人は楽譜を見ると頭の中でメロディーが作り上げられ、口ずさむことができますが、そのような頭の構造になっていないのです。

そのため、(またピアノを例に出しますが)

①楽譜を見て何の音なのかを確認する

②その音を出すにはどの鍵盤を押せばよいか確認する。

③鍵盤を押す。

といった動作に頭を使ってしまってとてもスムーズに弾くことが出来ず練習が嫌になりやすいでしょう。

その点ヴァイオリンは楽譜が読めなくても弾けてしまいます。なぜならはドレミ...を番号で表現できるためです。

ヴァイオリンは左手で弦を抑えて演奏しますが、以下の画像の通り、弦を何も押えないことを0、人差し指を1といったように、抑える指を番号で表現できます。

 

https://violin-sonata.com/7340/

 

ヴァイオリンの弦は4本あり、左から順番にG線、D線、A線、E線といいます。

我々は音をドレミで習っていますが、ヴァイオリンの世界ではアルファベットで表現します。その対応表は以下の画像の通りです。

G線とは、左指を何も押えないで弾いたときの音がG(ソ)、同様にD,A,E線も左指を何も押えないで弾くとそれぞれレ,ラ,ミの音になる線という寸法です。

https://www.irish-fiddle.net/violin-fiddle/

 

この置き換えを基に楽譜を指番号で置き換えることが出来ます。上図中の音階であれば、楽譜上のラ→シ→ド→レ→ミ→ファ→ソを、(G線)1→2→3→(D線)0→1→2→3と置き換えられるわけです。

一見ややこしく見えるかもしれませんが、どの弦上でどの指を置くというところまで置き換えられるわけですから、ピアノのように楽譜と運指の間での思考プロセスがなくなりスムーズに弾きやすいという訳です。

 

持ち運べることのメリット

持ち運べることは楽器を続ける上で大きなモチベーションになってくれます。

例えば、練習中の気分を変えたいといったとき、ヴァイオリンであればカラオケやスタジオなど好きな場所に持っていくことが可能です。またヴァイオリンを背負った自分を見ることもモチベーションに繋がるでしょう。どこにでも自分の楽器を持ち歩いて練習することが出来、自分の楽器にも愛着がわいてきてという好循環も生まれます。

ただし湿気に弱く、水分は大敵なので雨の日の持ち運びには注意しましょう!

同じ弦楽器のチェロやギターも持ち運びできますが、大きさも重さもヴァイオリンよりも負担が大きく億劫になりがちです。

 

他の楽器とセッションすることでより輝く

前述の通りヴァイオリンは単音楽器であり、ソロで弾いてももちろんカッコ良いのですが、他の楽器とセッションすることで相乗効果があると私は考えています。ヴァイオリンは音域が高く、正に花形といったイメージで、低音楽器のベースとなる音やピアノの伴奏があるとより輝きます。

ヴァイオリンデュオやピアノとのデュオ、弦楽器四重奏などさまざまな組み合わせがありますし、ポップスの中にヴァイオリンが入ることもありますね。

音楽として完成度が高くなる点以外にも、(これはさまざまなことに言えますが)一人でやるよりも、一緒に演奏する人がいるとモチベーションが継続しやすいです。

特に練習を重ねた上で、誰かの前で演奏をし切った後の達成感は何者にも耐えがたく、この瞬間のために音楽をしている人も多いと思います。

 

終わりに

いかがだったでしょうか?

今回ヴァイオリンを紹介させて頂きましたが、音楽を始めることは本当におすすめです!

記事を観て下さった方の何らかのヒントになっていれば嬉しいです!